「レベル７」

読み終わったー。

【若干ネタバレあり】



面白かったけど、やっぱり最後がだれる・・・。
ミステリーの解決部分ってどうしてもスピードが落ちて、
今までのドキドキ感が冷めるんだよなぁ。

前半はすげぇ面白かった。
夜中に読んでたからリアルに怖いぐらいだった。

ラスト100ページはどんでん返ーし！
があったけど、最初から怪しかったし、青年にいたってはもっと説明が欲しかった・・・
なのであんまり感情移入できなくて「誰こいつ」状態でした。

最後が、最後がしっかりしてくれれば完璧なミステリー小説だったのに、
もったいない。と思う。

あと気になった点

・タイトルの「レベル7」にはたいした意味はなかった。（そんなアホな～）
　だったら「幸山荘」とかの方がよかった・・・。
　腕の「Level7」も後半から忘れ去られてた。
・子どもが利口すぎ。
　自分が10歳だった頃を思い出してみたけど、鼻垂れ小僧でしたよ。
・みさおのストーリーが大筋とはあまり関係がない。
　巻き込まれた被害者なんだけど、なくても物語が成立しちゃうよね？
・やっぱり、ラストが、火サスなんだっ!!
　船越英一郎が語ってるようなラスト。
・三枝さんは怪しすぎてラストが読める。
　結局こっちの味方なんでしょ？が分かってしまう。
・そして青年。
　君は・・・　・・・・


「宮部みゆき」というブランドだったので、期待しすぎてたと言えばそうかも。

でもミステリー好きならオススメします。
複線を全て回収してまとめてるのは流石です。
そして日本語の表現がやべぇ。　←



あと東野圭吾の「夜明けの街で」を読めば、
夏に買った本は終わりです。

しかし、
東野さん、また新しいの出したよね・・・伊坂さんも。
追いつかない＼（＾o＾）／